三島について、故郷カナダについて…Jimの目を通して、Jimの言葉で綴っていきます。
今回は、三島市国際交流協会(MIRA)の広報誌「MIRA通信」に連載中のエッセイ「JIMのみしまものがたり」第二回(No.91に掲載)をご紹介します。
みなさんこんにちは。
毎年年末が近づくと“時がたつのは早いな。”と思いますね。
英語では「Time flies」と言いますが、これはラテン語の「Tempus(Time)fugit(flees)」がルーツになっています。
私の子供たちも大好きで大いに盛り上がったハロウィンパレード等、この時期三島はイベントが盛りだくさんですが、その中でも今日は、私も審査員として参加させていただいた「第51回姉妹都市親善英語スピーチコンテスト」についてお話したいと思います。
今回初めてこのコンテストの審査員を務め、まずみなさんの関心の高さに驚きました。多くの生徒が参加し、全員がこの日のために時間をかけて準備してきたことがよくわかりました。特に、内容のレベルの高さと細部まで気を配られたスピーチの運び方には非常に感銘を受け、受賞者を決めるのは本当に難しい決断でした。
私は仕事でもスピーチ指導をしていますが、私からみなさんに一つアドバイスができるとしたら、それは「聞き手との関わり方」についてです。短いスピーチの間に、聞き手と良い関係を築き、自分に話しているんだと感じてもらいましょう。そのために有効な方法の一つが、アイコンタクトです。会場の“みんな”ではなく、あなたの前にいる“一人一人”に、目を見て、あなたのストーリーを伝えてください。このシンプルなテクニックがあなたのスピーチをより素晴らしいものにするでしょう。
最後に、参加者のみなさんが次回に向けて努力をつづけてくれること、そしてこのスピーチコンテストでの経験を活かして今後活躍してくれることを期待しています。
「コミュニケーションで最も大切なことは、相手が語らない部分をきくことである」
―ピーター・ドラッカー
※ 三島市国際交流協会(MIRA)
MIRA = Mishima International Relations Association。
三島市民と外国の人々との友好親善をテーマに、さまざまな交流を通じ国際化時代にふさわしい三島市のまちづくり人づくりに貢献することを目的に、活動しています。
< 新しい記事 | 古い記事 >