三島で「楽しむ」英会話はエルスリー
  • Home
  • レッスン一覧
    • お昼のEnglishクラブ
    • イブニング英会話
    • 朝活TOEIC L&R コース
    • チケット制レッスン
    • 伝わる英語 発音 Brush Up 講座
    • News & Views
    • TOEFL・IELTS集中試験対策
    • 英語なんでも相談室
    • ZoomでおしゃべりEnglish
    • 国連外国語講座
  • レッスンを探す
    • 三島で少人数のグループレッスン >
      • お昼のEnglishクラブ
      • イブニング英会話
    • 内容も日程もカスタマイズ >
      • チケット制レッスン
    • ネイティブ発音を身につけたい >
      • 伝わる英語 発音Brush Up講座
    • TOEICスコア向上を目指す >
      • 朝活TOEIC L&R コース
    • TOEFL・IELTSスコア向上を目指す >
      • TOEFL・IELTS集中試験対策
    • 時事問題をディスカッション >
      • News & Views
    • ネイティブと気軽にオンライン英会話 >
      • ZoomでおしゃべりEnglish
    • 英語の質問、ネイティブが解決! >
      • 英語なんでも相談室
    • 沼津でグループレッスン >
      • 国連外国語講座
  • 英語でたのしむイベント
    • ワークショップ/セミナー
    • イベント
    • 三島エルスリーCafe
    • Supper Club
  • 翻訳・通訳
    • 翻訳/校正
    • 通訳/ナレーション
  • お問合せ
  • About Us
    • What's L3?
    • Blog
    • Newsletter購読申込み
    • 出演メディア情報
    • L3と地域のつながり
    • よくある質問
    • 会社案内
    • 講師紹介
    • 受講者の注意事項(ガイドライン)
    • 個人情報の取り扱い
    • 新型コロナウィルス感染症対応
    • アクセス
    • Work with us
  • 法人・教育機関のお客様はこちら▶

Interview | 小野 美智代さん

8/25/2016

 
三島から、世界中の女性たちを幸せに。 国際協力NGOジョイセフ 市民社会連携グループ グループ長/HiPs mishima 代表/静岡県立大学 非常勤講師|小野美智代
1.地域の女性、日本の女性、世界の女性を元気にしたい!2.「私によくて、世界にもよい」支援とは?3.人と人をつなぐ「ハブ」としての役割
――発展途上国を中心に世界中の女性の命と健康を守る活動を行っているジョイセフ。そこで主に広報活動に携わる小野美智代さんにお話をうかがいます。
 
ザンビアやタンザニアをはじめとするアフリカの国々やネパールやミャンマーなどアジアの国々では、まだまだ女性の権利や人格が軽んじられている地域があります。ジョイセフはそういった地域の女性をとりまく環境支援や教育支援を行うだけでなく、男性に向けた啓発・教育活動も行っています。昔からの風習や伝統文化の中に根付いている女性差別もあり、人々の意識を変えることは簡単ではありません。しかし、ジョイセフはそういった地域の人々に時間をかけて語り掛け、彼らの意識を徐々に変えていけるような活動を行っています。私もアフリカやアジアの国々を訪れて直接人々の話を聞いたり、メディアと一緒に現地を訪れることで女性の置かれている現状を世の中に広めるお手伝いをしたりしています。
女性に、自由を。ママに、希望を。女の子に、夢を。 / ジョイセフ JOICFP
女性に、自由を。ママに、希望を。女の子に、夢を。 / ジョイセフ JOICFP
――途上国への支援だけでなく、日本国内でも活動されているそうですね。4月に起きた熊本地震の被災地でも女性の支援活動をされたそうですが。
 
長く続く余震でトラウマを抱えて眠れない日々を過ごし、精神的に参っている人がたくさんいます。私たちは、特に女性たちがすぐに助けを求められるようなホットラインの整備を進めています。保健師さんや看護師さんに相談ができる環境を整えたり、助産師による赤ちゃん訪問(新生児のいる家庭訪問)を強化したり、どこでどんな支援を受けられるのかといった情報提供をしたりしています。
また、避難所で女性が安心して過ごせないという問題も発生しています。トイレが男女共用なのでそこで性被害に遭ったり、盗撮被害に遭ったり…。地震発生直後は、女性だけが利用できる女性専用スペースや洗面所を設けるなど、女性が避難所を安心して利用できるような環境作りも支援しました。
熊本地震、被災地の女性に寄り添った支援
地震が起こった直後はみなさん「何かしたい!しなくては!」と思って行動してくださるんですよね。支援物資を送ったり、片付けのボランティアに行ったり。ジョイセフの支援はそういった震災直後の緊急支援というより、その後の日常生活が震災前と同じようにできるよう、メンタル面のケアに重点を置いた支援を実施しています。
どんな支援団体にも意義があり、得意分野があります。緊急支援が得意なところもあるし、医療支援や食料の提供が得意なところもあります。私たちはメディア報道が少なくなって緊急支援が撤退した今だからこそ、女性の心に寄り添った支援を行っていきたいと思っています。
小野美智代さん
体力づくりは、自分と子どもを守るため
――小野さんはジョイセフのお仕事だけでなく、三島でも地域の人々を元気にするため様々な活動をされていますね。まず、女性の美と健康を支援する「HiPs(ヒップス)」の活動について教えてください。
 
ジョギングや女性向けの講座・イベントなどを通して女性の健康美と知識向上を支援しています。実は、HiPsの活動のきっかけは東日本大震災なんです。
ジョイセフの支援活動の一環として被災地に入り、現地の生の声を集めてメディアを通して広めるという活動をしていた時のことです。
ある避難所の体育館で60代の女性にお話しを伺う機会がありました。その女性は当時ちょうど私と同い年、37歳の娘さんを津波で亡くされたということでした。娘さんは自分の3人の子どもたちと一緒に津波から逃げていました。3人のお子さんを高いところに避難させた後、自分はそこに登れずに子どもたちの目の前で力尽き、津波にのまれてしまったそうです。
お話をしてくださった女性に「だからあなたも、何かがあったときに子どもを連れて逃げられるだけの体力をつけておきなさい」と言われたことばが胸に響きました。私もその時3歳の娘がいたので、私も娘を連れて逃げられるようにしなければと。当時の私は今より体重が10キロも多くて、運動なんて全くしていませんでした。ぎっくり腰をくり返し、肩こりや頭痛もひどくて本当に不健康な体。「これでは娘を抱えて逃げるなんてできない…。娘も私も助けられない…。」そんな不安にかられて運動を始めました。
HiPs ”Healthy, inspiring and Pretty smile for moms‘ quality life”
加圧トレーニングを週1回30分と、週末にウォーキング。それだけで半年後には体重を10キロ落とすことができました。ウォーキングからジョギングに移行してからは、2キロ、5キロとすぐに長い距離を走れるようになりました。体力がついたことを実感できたし、風邪もひかなくなりました。ぜひ他の人にもこの 体験を広めたいと思い、友人と一緒に立ち上げたのがHiPsです。HiPsは”Healthy, inspiring and Pretty smile for moms‘ quality life”の略です。
HiPsでは毎月定例の「満月ジョグ」やイベントによって得られた収益を東北や熊本の女性支援のために寄付しています。HiPsの活動は被災した女性のことばをヒントに始まったので、そのお返しをしたいと思っています。
「満月ジョグ」の参加費は100円ですが、それが女性支援に活かされることで、ただ単にみんなで走るだけの30分ではなくて被災地の女性を思いながら走る30分にもなります。自分のためだけじゃなく、誰かのためにもなっているというこの感覚。ダブルで気持ちのいいことだと思いませんか?

――HiPsの活動のひとつとして、以前エルスリーのインタビューにも登場いただいた酪農王国オラッチェさんとのコラボレーション企画があったそうですね。

女性のためのビール「LADY BE」
女性のためのビール「LADY BE」
「女性による女性のためのビール開発」をテーマにオリジナルのビールを製作しました。売上げの3%がジョイセフを通して途上国の女性支援に使われます。オラッチェさんには私たちの活動に賛同してご支援いただき、とても感謝しています。
このビールはオラッチェさんの工房にメンバーがおじゃまして、たくさんの種類のビールを試飲しながら作った自信作です!パッケージにも中身にも、私たちのこだわりがつまっています。
Think globally, Act locally. グローバルに考え、ローカルで行動する。
――エルスリーのJimも参加させていただいた、小野さん主催の「Meets Friends」というイベントについて教えてください。
 
3カ月に1度くらいのペースで、三島で開催しているイベントです。東京などの都会には色々な人が集まって語り合う「ワールドカフェ」のようなものがあると思いますが、三島にはないなと思って始めました。地球について、世界について、未来について、みなさんと語り合う場を作りたかったんです。このイベントを始めてから分かったのですが、三島にも世界に興味を持って目を向けている方はたくさんいらっしゃるし、世界や未来のことについて語る場をみなさん欲していたんだなと実感しました。
私、“Think globally, Act locally.”という言葉が大好きなんです!出産するまでは途上国のことばかり意識していたのですが「ん?待てよ?私が生活を拠点にしているここ(ローカル)で、Think globallyな活動をしていない??」そんな自分に違和感を感じるようになりました。「もっと地域で子育てしている一生活者の視点で足元からできることがあるんじゃないか?」 とふと考えたんです。三島で世界について語る、こういう話をする機会を設けるだけでも何かが変わるだろうなと思い、このイベントを始めました。
「今まで出会ったことのない人に会いたい」という想いがあってスタートしたイベントですが、本当に様々な経歴の熱い想いを持った方々が集まってくれています。主婦の方、学校の先生、難民支援NGOにお勤めの方、青年海外協力隊の方…。お友達の紹介やFacebook、口コミなどで自然と集まったメンバーです。お料理を食べながら、お酒を楽しみながら異業種の方々との交流を楽しんでいます。
 
前回、2016年4月11日開催分はこちら
Meets Friends @JOICFP SPOT 静岡・三島
https://www.facebook.com/events/257338537933715/

 
――次々とアイデアを思いついて、それを形にしている小野さん。小野さんのエネルギー源は?
 
「人との出会い」ですかね。自分の周りの人たちは私にとっての財産です。人と話をすることで自分という人間が広がっていくし、「そういう考え方もあるのか」と学ぶことで自分という人間が濃くなれる気がするんです。色々な人に出会うことで自分が目指すものへの道が開けていくし、どういう道筋を通ればいいか教えてもらえます。自分一人で何かをやっている感覚は全くなくて、周りの人にゴールへの道筋を教えてもらいながら活動しています。
 
――小野さんは人々の中心にいて、ある人から得た情報を、また別のある人から得た情報と結びつけて何かを生み出す…。「ハブ」のような存在だなという印象を受けました。
 
確かにそうですね。”Meets Friends”の活動にも表れていますが、私は三島の人たちと外の世界をつなぐ役割をさせてもらっていますね。みなさんをつなぎ合わせる時に頂くみなさんからのパワーは自分自身にもチャージされるので、それが原動力になっているんでしょうね。
 
――既に三島で精力的に様々な活動をされていますが、これから三島でやりたいことはありますか?
 
世代間交流の機会を生みたいです。例えば、大学生の女の子たちが大人の女性たちと実際に会って、話を聞けるような場を作りたいなと思っています。大学にただ通っているだけでは違う世代の人たちと触れ合うことは少ないでしょうし、自分の将来の姿をイメージしづらいと思うんです。働く女性、子どもを産む女性、子育てしながら働く女性…。学生さんたちのロールモデルとなるような色々な女性たちに会ってもらうことで、世界にはたくさんの選択肢が広がっているということを知ってもらえるような機会が作りたいんです。
HiPsには学生さんも参加してくれているのですが、彼女たちはそこで出会う大人の女性たちが「自分が今までイメージしていた女性像と全く違う!」と言うんです。それまでは自分の母親ぐらいしか大人の女性を想像できなかったようなのですが、色々な人に出会うことで視野が広がったのではないでしょうか。
(左より)エルスリーJim、小野美智代さん
(左より)エルスリーJim、小野美智代さん
ジョイセフの活動もHiPsの活動も”Meets Friends”の活動も、「私によくて、世界にもいいこと」が私の中で気持ちのいいことなんです。自分が好きなことで支援活動ができたらすごく気分がいいですよね。私はお酒が好きなので、それで何か支援できないかなと考えているところです。お酒を飲んでいる時って楽しいじゃないですか(笑)
 
――「お酒で支援」といえばエルスリーで以前、Beers For Books(ビール1杯で100円寄付)というイベントを開催しました。
 
そうそう、そういうイベントです!「飲めば飲むほど社会貢献」というキャッチコピーがいいですよね!
次回はいつやりますか?ぜひ私もお手伝いしたいです!
L3 Questions... エルスリーが聞いてみたい、3つのこと。
  1. 今の仕事に就いていなかったら何をしていましたか?

    助産師ですね。自分が子どもを産んでから気づいたのですが、命の誕生を手助けできる、世界のどこでもニーズのある素晴らしいお仕事ですよね。

  2. 過去の自分、未来の自分へのメッセージ

    昔からよく「パワフルだね~」と言われます。ずっと変わらないと言われます。「小野美智代、いつまでたっても小野美智代」、小学校の文集に自分で書いたこの言葉が私の人生のキャッチコピーです(笑)

  3. アイデアが浮かぶ場所、リラックスできる場所は?

    アイデアが浮かぶのは人と会っているときですね。打ち合わせ中や、他愛もない会話中に次の企画のアイデアが浮かぶこともしょっちゅうです。それから、友達とジョギングしている時(笑)
    割とどこでもリラックスできるタイプの人間なのですが(今、このインタビュー中もリラックスしています(笑))、やっぱり家にいる時が特にリラックスできますね。
Information
  • HiPs 満月ジョグ

    ジョギング初心者の方、自信のない方も大歓迎。途中で景色を楽しんだり写真を撮ったり一緒におしゃべりしながら楽しみましょう!
    HiPs mishimaのFacebookイベントページをご覧ください。
    https://www.facebook.com/HiPs.mishima/events

  • Meets Friends

    次回、2016年9月開催予定。
    「地球人トーク」をしたい方、どなたでも歓迎です。
    ジョイセフのFacebookイベントページをご覧ください。
    https://www.facebook.com/JOICFP/events

  • Floyd Cafe

    今回のインタビューで使わせていただいたのはFloyd Caféさんです。
    今の季節は緑に囲まれたテラス席もおすすめ。
    https://www.floyd.jp/online_shop/shopcafe/#mishima
    三島市一番町2-31 フォンテーヌu. 1F
    TEL: 055-991-1881
Floyd cafeでの小野美智代さんインタビュー
小野美智代さん
Michiyo Ono
小野 美智代さん


国際協力NGOジョイセフ 市民社会連携グループ グループ長
HiPs mishima 代表/静岡県立大学 非常勤講師
 
1974年、静岡県富士市生まれ。
1998年、立教大学ジェンダーフォーラム勤務。
2003年、国際協力NGOジョイセフ勤務。
2005年、事実婚(夫婦別姓)を機に三島へ移住。
2013年3月11日、東日本大震災の2年後にHiPs始動。
2人の娘さん、同い年の旦那さまの4人家族。
三島から東京へ新幹線通勤を続けながら、世界中の女性への支援活動を行う。
 
公益財団法人ジョイセフ(JOICFP)
https://www.joicfp.or.jp/jpn/

 
HiPs
http://hips-net.org/

  • 好きな本
    ジャンルにこだわりなく何でも読みます。最近はTEDプレゼンターの方の本を読んだりしています。
  • 聞いている音楽
    洋楽が好きです。Jazz、スローレゲエ…家でよく聴いていて、お酒も進みます(笑)
インタビュー・文=塩道 美樹 / 写真=モロイ・ジェームズ、塩道 美樹、HiPs、ジョイセフ

< 新しい記事 | 古い記事 >


コメントの受け付けは終了しました。

    Archives

    3月 2024
    11月 2023
    10月 2023
    9月 2023
    7月 2023
    5月 2023
    8月 2022
    6月 2022
    2月 2022
    2月 2021
    12月 2020
    11月 2020
    8月 2020
    7月 2020
    12月 2019
    11月 2019
    9月 2019
    7月 2019
    5月 2019
    12月 2018
    10月 2018
    7月 2018
    6月 2018
    4月 2018
    3月 2018
    2月 2018
    1月 2018
    12月 2017
    10月 2017
    9月 2017
    8月 2017
    7月 2017
    5月 2017
    4月 2017
    3月 2017
    1月 2017
    12月 2016
    11月 2016
    10月 2016
    9月 2016
    8月 2016
    7月 2016
    6月 2016
    4月 2016
    3月 2016
    1月 2016
    12月 2015
    11月 2015
    10月 2015
    9月 2015
    8月 2015
    7月 2015
    6月 2015

    Categories

    すべて
    Interview
    L3
    LIFE In Mishima
    Spirit Of Inquiry
    Where People Meet

    三島Englishクラブ
    お昼のEnglishクラブ
    朝活TOEIC
    News & VIews
    好きな時に好きなだけ チケット制レッスン
    伝わる英語 発音Brush Up講座
    TOEFL・IELTS集中試験対策
    英語なんでも相談室
    ZoomでおしゃべりEnglish
    国連外国語講座
    翻訳・校正
    通訳
    デザイン
    法人のお客様はこちら
    Newsletter購読
    Facebook
    twitter
    instagram
会社案内 | 個人情報の取り扱い
エルスリー株式会社 / L3 Inc. 〒411-0857 静岡県三島市芝本町12-6 三島トラストビルディング310 055-941-7550
Facebook
Twitter
公式Instagram
YouTube
Email
エルスリー株式会社 / L3 Inc.
〒411-0857 静岡県三島市芝本町12番6号三島トラストビルディング310
Tel 055-941-7550  Fax 055-941-7551 [email protected]

© L3 inc. | All Rights Reserved
© L3 Inc. 2014